空を歩く

はかなきもの

ほんの
100年ほど前でさえ
今はもうだれひとり

激しい
慟哭も
まぶしい
賞賛も

貧困も富も
美も醜も

ふたつに分かてるもの
はかなくみな
平等で

今日にくしみあえるしあわせ
敵ですら在てくれることのありがたさ

明日には露と消えるのに
まるで永遠であるかのように
たたかう

いとしき
はかなき
仕業

足りなさを観ても
うらみを抱いて
くるくるワルツを踊るよゆうはなく

ひとにもたらされるはかなき尊敬を
うらやんでいるほどの時間もなく

けれどもしあわせになるには
じゅうぶんなだけのひろびろとした時は
ここに満ちている

あたまの奴隷から
足のしもべとなって
ただ立ち
ただ歩む

ただそれだけの呼吸の
いとふかき尊さ













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by ben-chicchan | 2005-03-23 15:55 |
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